和製ヒルビリー
ヒルビリー、ホワイトトラッシュ・・・
身も蓋もない表現だが、これもまたアメリカの一側面。
今回のアメリカ大統領選は、
今まで蔑まされてきた「田舎っぺ」と「白人のクズ」による
逆襲であったと言われている。
日本人がまったく知らないアメリカの「負け犬白人」たち(川崎 大助) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
この記事の後半では、「和製ヒルビリー」についても言及されているけど
要するに、こういうことではないか。
世界の構成を縦軸中心にしか見られない人々というのは
どこの社会にも一定数いて、
彼らは自分で固定した座標点をおびやかされるとひどく暴力的になる。
「美しい日本を守る」とか「自分たちこそ真の日本人」
そんなスローガンに乗せられて、ヘイトデモにいそしむ
一部市民たちの姿にも重なるけれど
何より、今の政権内部こそ「和製ヒルビリー」の
巣窟ではないか、などと思ってしまう。